府中自動車からのお知らせ

2025.05.16

エーミング作業事例紹介③

エーミング作業事例紹介③

 第3回エーミング作業事例をご紹介! 

 

弊社では鈑金修理後などに必要なエーミング作業を社内で実施しております。 

今回は、その作業事例としてトヨタ車のクリアランスソナーシステムの登録設定をご紹介いたします。 

 

車両情報 

トヨタ 

プリウス(ZVW50) 

 

鈑金修理作業内容(抜粋) 

フロントバンパ交換 

 

作業内容 

インテリジェントクリアランスソナーシステム_登録設定(フロント側のみ) 

 

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作業イメージ 

バンパに取り付けられたウルトラソニックセンサ(4つ)の角度をデジタル角度計で測定します。 

スキャンツールを用いて測定したセンサ角度を登録します。 

【ポイント】

センサの場所と名前を把握していると作業がスムーズです。 

 

同じトヨタ車でも修理書に記載されている部位の名称が異なる場合がありますので、上記の名称を覚えておくと良いですよ! 

 準備品 

スキャンツール 

デジタル角度計 

※参考:弊社ではベベルボックス(BB-180)を使用 

ひも 

下げ振り 

 

調整前作業 

車両を平坦な場所に移動します。 

タイヤ空気圧を規定値に調整します。 

調整しないと車高が変わってしまうので注意が必要で、どのエーミング作業でも基本的な準備ですね。 

 

センサ搭載高さを確認する 

下げ振りを使用し、各センサ4つを高さが基準値の範囲内であることを確認します。 

※基準値は修理書で確認します。 

 

センサ角度を測定する 

写真のようにデジタル角度計をセンサに密着させて計測します。 

 

【ポイント】 

90度からデジタル角度計で計測した値を引いた値がスキャンツールで登録する数値です。 

弊社では写真のようなシートを使って、場所、計測値、登録する値を整理しています。 

 

 

登録する値が基準値の範囲内であることを確認する 

センサ部位によって基準値が異なります。 

もしも基準値外だった場合は、組み付け状態を確認し再度計測します。 

※基準値は修理書で確認します。 

スキャンツールを用いてセンサ角度を入力する 

スキャンツールを接続し、クリアランスソナーシステムの作業サポートからクリアランスソナー検知/ステアリング調整を選択します。 

画面の指示に従って進み、センサ角度を入力します。 

 

調整後作業 

車両制御履歴(RoB)の消去、DTC確認・消去 

※必要に応じて実施しています。 

 

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バンパ交換は当店でもよく行う作業ですので、今回ご紹介した内容も頻繁に実施しています。実際、修理書にもバンパ交換時の必要作業として記載されている重要な工程です。お客様に安心・安全にお車をご利用いただけるよう、今後もエーミング作業は確実に行ってまいります!  

 

今後も作業事例はどんどん紹介いたします。 

エーミング作業でお困りのことがありましたら、是非弊社にご相談ください! 

 

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